学生紹介
津本 紗希さん
- 専攻分野
- |ヒューマンインザループBig Data & AI / 睡眠医科学
- 指導教員
- |森嶋 厚行先生 / 柳沢 正史先生

やりたいことをするためには、できることを増やす。
私は筑波大学情報学群知識情報・図書館学類を卒業後、元々興味のあった睡眠医科学と出身分野の情報系の両方を大いに学べることに魅力を感じてヒューマニクスに入学しました。現在は、情報科学の力でみんなの健やかな睡眠を支えることを目標に、睡眠検査の自動化についてメンターの先生方と一緒に研究しています。上の写真は、実際に使用するデータはどのようにして得ることができているのか、睡眠検査の被験者実験で体験させてもらっているところです。
2年間ここで学んでみて、このプログラムを通して体得する"異分野を融合させる力"は学問分野の垣根だけでなく、もっといろんな壁を越えていけると感じています。授業のグループワークでは、生命医科学系の人たちと課題に取り組み、学会でポスター発表をすることができました。これは私にとってみんながいたから、一人では辿り着けない場所に行けた経験です。
正直に言って、情報系出身の私にとって日々の生命医科学系の授業や副メンターのゼミは毎回未知との遭遇です。スライドに並ぶ単語は高度な専門用語。一つ新しい単語を知れば芋づる式によくわからないことが出てくる。でも先生も友だちも見放したりしない。わからない。と言えて、それに応えてくれる環境がここにはあります。
「やりたいことをするためには、できることを増やすのが一番。」これは主メンターの言葉です。このプログラムでは、一つの専門分野だけでなく、複数の方面からガンガン攻めてできることを増やし続けます。そしてこれは一緒に走っている学生だけでなく、驚くことにメンターの先生方も例外ではないです。どんどん進化していく姿を間近で見て刺激を受けています。
私たちがこれから創る未来が今日よりも良くなるように、創る力を身につけるために、私はこのプログラムで挑戦を続けます。
【ある1日のスケジュール】
両分野の先生方との研究ミーティングの様子
IIISに2重の虹がかかった瞬間!ちょうどヒューマニクスとヒューマンバイオロジーのセミナーをしている日でした!
適正技術の最終発表会