STUDENT INTRODUCTION 学生紹介

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村上 優介さん

専攻分野
|非線形光学 / 睡眠医科学
指導教員
|本城 咲季子先生/ 加納 英明先生

未知の領域の開拓を目指して

釧路高専電子工学科を卒業後、筑波大学応用理工学類へ編入学し、応用物理を専攻していました。自身のバックグラウンドである電子物理工学を生命現象の理解に応用したいという想いから、分野の融合を推奨するヒューマニクス学位プログラムを選択しました。
筑波大学睡眠医科学研究機構では本城研究室に所属し、基礎的な生物・神経科学の知識、実際にマウスを用いた実験技術を学んでいます。九州大学加納英明教授の元では量子力学を応用した光工学を用いた非線形光学効果の原理や、応用した顕微鏡の開発技術について理解を深めています。

ヒューマニクス学位プログラムでは、学生が研究に集中できるような支援が用意されています。修士課程相当の1,2年次よりリサーチアシスタントとして雇用されることにより経済支援を受けることができ、より多くの時間を研究活動に割くことが可能となります。
トラベルグラントとして1人ずつ渡航費が分配され、学会や、共同研究先に自由に行き来できることも大きな魅力の1つだと思います。私自身、複数の学会や、九州大学の研究室に赴き、自分のやりたいと思える研究を存分に行えています。

私はこのプログラムに参加しなければ出会えなかった分野や、先生、仲間達とともに研究を行なっています。自分の行なってきた分野に捉われることなく、自分の興味の赴くまま学び、研究を進めていくことが重要だと考えます。そうすることで意外なところで、自分だけの、未知の領域を切り開いていけるのではないかと信じています。

【ある1日のスケジュール】

9:00
文献調査(実験に応じて測定用サンプルの作成)
10:00
本城研究室のミーティングに参加
12:00
ランチ
13:00
IIISに立ち上げたCARS顕微鏡を用いた実験(必要によって装置改善を行う)
17:00
測定したデータ解析&論文執筆

一年時にヒューマニクスの仲間(正木さん、宮崎さん)と共著で論文をBiomedical Optics Expressに投稿した

IIISでは主に電気生理学的手法を学んでいる

九州大学でも研究活動を進めている