STUDENT INTRODUCTION 学生紹介

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重松 克伸さん

専攻分野
|免疫学/糖鎖工学
指導教員
|渋谷 和子先生 / 舘野 浩章先生

ヒューマニクスとの出会いはまさに偶然だった

私は元々別の大学で工学部を専攻していましたが、基礎医学の研究をしたいと工学部を中退し、筑波大学医学群医療科学類に進みました。偶然にも、講義でとある先生の雑談から医科学と理工情報学の融合研究ができるヒューマニクスのことを知りました。自分にとってこれほど相性の良いプログラムは他にないと思い、ヒューマニクスの進学を決意しました。

私は医科学分野から免疫学、理工情報学分野から糖鎖工学を選択しました。医療科学類の講義を通して免疫学に興味を持っていたので、免疫学をどのように研究するかに重点を置いて理工情報学からメンターを選択しました。理工情報学のメンターリストを眺めていると、偶然にもリストの最後のほうにあった舘野先生の紹介ページに目が留まり、最終的に「これだ!」という直感に基づいてメンターを決めました。後に糖鎖と免疫は密接に関わっていることを知ったので、この選択は正解であったと確信しています。

現在、私は糖鎖を用いて免疫細胞活性を抑制し、アトピー性皮膚炎を治療する基礎研究をしています。糖鎖工学の技術を舘野先生からご指導をいただきつつ、主に渋谷研で実験を行っています。別々の研究室でミーティングをすると研究に対する考え方や視点が異なるので、とても刺激的です。そして経済支援を大学から頂けるので学費に困ることはありません。

偶然ヒューマニクスのことを知り、偶然にも私の自己紹介ページを読んでいる学生さん、まさに、あなたです!その偶然と「この組み合わせならいけるかも」という直感を実行に移してみませんか。

【ある1日のスケジュール】

8:30
渋谷研でmeeting
10:00
動物資源センターでマウスの実験
12:00
昼食
13:00
渋谷研で細胞を用いた実験
15:00
産総研に移動
16:00
産総研でmeeting
18:00
渋谷研に戻って次の実験の準備
19:30
ジムで筋トレを行う
22:00
帰宅

渋谷研にてフローサイトメトリーを用いてマウスの皮膚中に含まれている免疫細胞を検出

産総研にて糖鎖を多く含んだムチンを生成する細胞の状態を確認

渋谷研メンバーの集合写真(渋谷和子先生の教授昇進祝い)
レベルの高いメンバーたちがいる環境で自分を磨いている