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村上 優介さん(ヒューマニクス5年生)が筆頭著者として執筆した論文が Analytical Sciences誌に掲載されました。

タイトル : Exploring liquid–liquid phase separation in vitro and in vivo using multimodal nonlinear optical imaging
著者 : Yusuke Murakami, Mia Obuchi, Hiroshi Kamizawa, Shinichi Miyazaki, Akihiro Kishimura, Ryosuke Oketani, Kotaro Hiramatsu, Philippe Leproux, Yu Hayashi, Kentaro Shiraki & Hideaki Kano (Yusuke Murakami and Mia Obuchi are co-frst authors.)
[村上優介さんからのメッセージ]
液液相分離の内部の分子組成をCARS顕微鏡で観察できないか試みた論文です。この論文は私が学部4年生の時に卒業研究で行っていたものです。学部4年の終わりにsubmitしたのですが、悔しくも自分の誕生日にリジェクトされてしまうという結果でした。そこから数年放置していたのですが、九大後輩の大渕さんが修士論文で相分離の可視化にトライしてくださり、大渕さんvitroを、私が線虫でvivoを、という形で再度論文化を行い、無事アクセプトをいただけました。何事もあきらめずに取り組むことが大切だなとこの年になって再認識しました。vitroの実験をしてくださった大渕さん、神澤さん、岸村先生、線虫の取り扱いをご指導いただいた宮崎さん、林先生、全体のご指導をいただいた桶谷先生、平松先生、フィリップさん、白木先生、加納先生に心より感謝申し上げます。