STUDENT INTRODUCTION 学生紹介

  1. ホーム
  2. 学生紹介
  3. 滝波 俊平さん

滝波 俊平さん

専攻分野
|眼科学/情報学
指導教員
|大鹿 哲郎先生 / 清田 純先生

自分の研究を実現できる場

「病気」というものに対してどう思うかは人それぞれかと思いますが、僕は治してあげたいという医療者の思いよりも、それは一体何なのか知りたいという研究者の思いの方が強いみたいです。
僕は3歳のころから眼鏡をかけてきました。近視で眼鏡が必要だったことが原因で、人よりまぶしさを感じやすかったり球技が苦手だったりしました。
人よりも不便を抱えてきたからこそ、「見る」ってどういうことだろう? どうしたらよりよく「見る」ことができるのだろう?と視覚の健康に興味を持ちました。
しかし、僕の得意なことは視覚とはあまり関係のないプログラミングであり、大学時代はそのことは深く掘り下げませんでした。
今後の進路を考えたときに、得意なことは活かしつつも、自分の本当の興味である、視覚の健康の研究がしたいと思いました。

そのときに出会ったのがヒューマニクス学位プログラムです。この学位プログラムでは経済的な援助を得つつ、二つの分野の先生を指導教師に指定できます。僕は眼科医の先生をメインメンターに、医療への深層学習への応用を専門とする先生をセカンドメンターに選びました。
二つの分野を融合し、新しく意義のあることをするのは大変なことです。しかし、ヒューマニクスにはそれを実現するための環境が揃っていると僕は思います。
今はまだ道半ばですが、自分の研究を形にし世に残せるようになりたいです。

【ある1日のスケジュール】

9:00
眼科研究室到着
10:00
清田研 ミーティング
12:00
昼休憩
13:00
次の研究計画に向けたMR アプリ制作
16:00
論文読解
18:00
帰宅

セカンドメンターに渡された英語論文の指南書を読んでいるところです。
右も左も分からない中、初めての論文執筆を行いました。

2つ目の研究室のミーティングにはほとんどオンラインで参加しています。 写真は自分の研究発表の時のものです。

ヒューマニクスの研究予算で購入してもらった3Dプリンターで試作を行っているところです。